まぁリストラは本人ばかりの責任とも言えないだろうし、
予定より早くできた2人目を、夫婦で産むことを選択したことも立派だと言ってやりたい。
そう、お金が無いことそのものが、恥だと言っているんじゃない。
「あなた、お父さんにちゃんと話してないらしいね。」
「お金が無いと言っただけで、貸してくれる人はいないわ。」
「なぜ今無いのか、なぜ必要なのか、何に使うのか、どうやって返すのか、」
「どうしてちゃんと話し合わないの?」
「どこから借りようが、誰から借りようが、いくら借りようが、借金は借金よ。」
「以前、夫婦と子供だけで暮らしていた時に私がお金を貸したのは、」
「あなたが大黒柱であって、職を失ったから助けたのよ。」
「今、あなたは実家で暮らしている。」
「その家で暮らすなら、その家の子供に必要なお金、孫の診察に必要なお金は、」
「できるだけ、その家の中でなんとかする努力をしないといけないんだよ。」
「将来、あなたの子供が、お父さんに言っても無駄だろうからって」
「あなたの知らない外で借金してきたら、裏切られた気持ちになるでしょ?」
「私は見捨てようと言ってるんじゃない。真剣になる順番が違うと言ってるんだよ。」
「叱られてもいいから、まずはあなたのお父さんに相談すること。」
「ちゃんと話し合わないで、万が一私に借りたことがバレたら、」
「あの家の中であなたはどんな立場に立たされるかわかるでしょ?」
「どうしても無理だったら、下手なことする前に私に言いなさいと言ったのは、」
「道理を考えて話し合ってから、という意味よ。今の状態では貸せないわ。」
「ちゃんと話をして、その結果を教えて」
わかったよと、おとなしく電話を切った息子。
しばらくして 「なんとかなりました。心配かけてすみません。」
とメールがきた。
子供をダメにしてしまうことは出来ない。
だから私には、kappaに内緒で何かをしてやるということは出来ない。
「あなたの子供にも、時には心を鬼にして、本当の幸せを伝えていってね。」
「せっかく見つけた仕事、真面目に頑張って、お父さんにちゃんとお金を返しなさいね。」

