2009年10月27日

借金の品格

長男坊が借金を申し出る。
まぁリストラは本人ばかりの責任とも言えないだろうし、
予定より早くできた2人目を、夫婦で産むことを選択したことも立派だと言ってやりたい。
そう、お金が無いことそのものが、恥だと言っているんじゃない。

「あなた、お父さんにちゃんと話してないらしいね。」
「お金が無いと言っただけで、貸してくれる人はいないわ。」
「なぜ今無いのか、なぜ必要なのか、何に使うのか、どうやって返すのか、」
「どうしてちゃんと話し合わないの?」

「どこから借りようが、誰から借りようが、いくら借りようが、借金は借金よ。」
「以前、夫婦と子供だけで暮らしていた時に私がお金を貸したのは、」
「あなたが大黒柱であって、職を失ったから助けたのよ。」
「今、あなたは実家で暮らしている。」

「その家で暮らすなら、その家の子供に必要なお金、孫の診察に必要なお金は、」
「できるだけ、その家の中でなんとかする努力をしないといけないんだよ。」
「将来、あなたの子供が、お父さんに言っても無駄だろうからって」
「あなたの知らない外で借金してきたら、裏切られた気持ちになるでしょ?」

「私は見捨てようと言ってるんじゃない。真剣になる順番が違うと言ってるんだよ。」
「叱られてもいいから、まずはあなたのお父さんに相談すること。」
「ちゃんと話し合わないで、万が一私に借りたことがバレたら、」
「あの家の中であなたはどんな立場に立たされるかわかるでしょ?」

「どうしても無理だったら、下手なことする前に私に言いなさいと言ったのは、」
「道理を考えて話し合ってから、という意味よ。今の状態では貸せないわ。」
「ちゃんと話をして、その結果を教えて」
わかったよと、おとなしく電話を切った息子。

しばらくして 「なんとかなりました。心配かけてすみません。」
とメールがきた。

子供をダメにしてしまうことは出来ない。
だから私には、kappaに内緒で何かをしてやるということは出来ない。

「あなたの子供にも、時には心を鬼にして、本当の幸せを伝えていってね。」
「せっかく見つけた仕事、真面目に頑張って、お父さんにちゃんとお金を返しなさいね。」
posted by kappa妻 at 13:00| 富山 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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